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四万十川自然再生協議会
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四万十川自然再生協議会 > 再生協の仕事人 > 仕事人ファイル No.2
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四万十川自然観察会の案内人としておなじみの澤良木庄一さん。元高校の生物の先生だったこともあり、ご専門の植物について、やさしくていねいに教えてくれます。
「四万十川は私の生きている舞台。四万十川を思い、みんなで守っていくことは、生きていくことそのものです」…再生協の活動は、澤良木さんのライフワークとなっています。

「最近のマイブームは“農業”」と澤良木さん。「趣味程度ですよ」と謙遜されるも、自宅ではブドウやイチジク、次郎柿、栗などを育てており、かなり本格的。植物に詳しい澤良木さんの作るくだものです。とっても美味しいことでしょう。
 
まだ入田堤防(通称:桜づつみ)が造られる前の昭和5年頃、私が5歳くらいの時のことです。入田の川辺には丸池・長池という2つの大きな池がありました。そのほとりには大木のある神社があり、うっそうとした鎮守の森には仙人(バケモノ?)が棲んでいるといわれていました。祖母は時々、丸池にフナ釣りに行っていましたが、私も怖いもの見たさでついて行ったものです。小走りでチラチラと神社の中をのぞきながら、胸をドキドキさせながら…(笑)。
結局、仙人には出会えていませんが、この神社のあった付近には遺跡(入田遺跡:弥生時代の遺跡)が見つかっていますし、さらに日本最大級のマイヅルテンナンショウの群落(その数、1万株!)も発見されました。これは、仙人のお力ゆえ?!まことに興味深いことです。

丸池・長池の跡地付近。現在、池は埋め立てられ、入田堤防(ヤナギ林)となっている
 
昔は川面のラインと同じ高さで見えていたキシツツジがね、今ではうーんと高いところにあり、見上げないと見えないんですよ。私の記憶では、昔は河原が現在の堤防の下あたりまで広がっていて、水が流れている部分も広く、河床は手を入れるとざくっと入るような柔らかな砂利だったように思います。ですが、今は川の様相が昔とかなり異なっています。だから、もし四万十川と話ができるなら、「水減ったねー。何があったの?水量が減ったの?河床が下がったの?」って聞いてみたいですね。
 
河原への土砂堆積や樹木の侵入など、川が変化した理由はいろいろあるのでしょうけれど、「川は水がなければ、川にならない」と申します。例えば、災害はよくないですが、洪水は本来の川の姿を取り戻すうえで必要です。河原にたまった土砂を押し流して、本来の河原の姿に戻してくれますからね。
四万十川に必要な安定的な水量そして年に何回かの洪水、それらを確保するためには、水源かん養の取り組みが欠かせません。今年度から再生協は中・上流域も含めた取り組みを進めていきますが、その際にはぜひ流域の森づくりや里山の継続的な管理の重要性を訴えていきたいですね。

「とさしもつけの会」のみなさん。四万十川自然観察会で澤良木副会長とともに、現地案内・解説などをしてくれる心強い仲間です
 
私は、自然再生事業は地域づくりにつながると信じています。それを実践する場が、私の住む入田(にゅうた)地区での取り組みです。例えば、入田地区では毎年、「入田元池(もといけ)シンポジウム」というものを開催しており、今年で6回目になります。地区のみんなで地域の歴史・文化、河川改修のあゆみや自然再生事業などについて勉強しようという会です。国土交通省中村河川国道事務所の方にも参加いただいており、国の事業を地元住民が身近に理解することにつながっています。
 
また、入田地区では昨年度、四万十川自然再生事業「アユの瀬づくり事業」について学び、その一環で事業現場(入田河川敷)の草刈りをしたのですが、春には河川敷一面、見事に自生の菜の花が咲きました。この時の皆さんの喜びようといったら、この上ないものでした。3月の「菜の花まつり」にも地区をあげて参画しました。そういったこともあり、入田地区では今、地域おこしに自然再生事業を活用しようという機運が高まっています。

自然再生を推進するためには、地域住民の理解と協力がカギになると思います。その意味で、今とてもよい方向に向かっていますね。私自身も地域住民と国の事業との橋渡し役ができればという気持ちで再生協の活動に参加し、地道に活動してきた甲斐があったと嬉しく思っています。これからも地域住民の目線でものがいえる再生協であるよう、地域のさまざまな人たちに呼びかけていきたいです。

たくさんの人が訪れた「菜の花まつり」の入田地区ブース
 
仕事人ファイルNo.3に登場する方を、澤良木副会長に紹介してもらいました。

「会ったとたんに旧知の如く、楽しい話ができる人。それでいて仕事は勇猛果敢、万事断行型でカッコイイ!しかも、みんなでやろうという協力推進派。ゆえに、抜群の人気者。見目(みめ)麗しき役員さんの登場です」

次回をお楽しみに!
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(お問合せ)
国土交通省四国地方整備局中村河川国道事務所 計画課
高知県四万十市右山2033-14
tel:0880-34-7306 fax:0880-34-1395 e-mail:skr-nakama40@mlit.go.jp
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