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「魚のゆりかご」となるコアマモの移植が行われました(四万十川自然再生事業現地研修会)
□日時:平成29年6月26日(月) 13:10〜14:40
□場所:四万十川右岸実崎(さんざき)箇所
□参加者:約40名(地元の小学生14名、再生協、国土交通省中村河川国道事務所等)
□主催:国土交通省中村河川国道事務所

 四万十川大橋の下の右岸側に、「ワンド」と呼ばれる人工の入り江が平成29年6月に完成しました。
 アカメやアユの赤ちゃんが育つコアマモ場の再生を目指して、国土交通省が「四万十川自然再生事業(魚のゆりかごづくり事業)」で整備したもので、四万十川自然再生協議会も工事中から現地を見学するなどして、注目してきました。

 このワンドで、6月26日に地元の八束(やつか)小学校の子どもたちによる、初めてのコアマモの移植が行われ、再生協も参加してきました。

 はじめに、国土交通省の職員の方々と一緒に下流のコアマモ自生地に入り、汗だくになりながら移植に使う個体を採取しました。

 一汗かいたところで、子どもたちが実崎箇所のワンドに到着。これからが本番です。
 まずは野外学習。中村河川国道事務所から、コアマモが生えるような汽水域の浅場再生の意義やワンドの特徴などが説明されました。続いて、高知大学名誉教授の大野正夫先生と、再生協の幹事でもある「魚と山の空間生態研究所」の山下慎吾さんから、コアマモの役割や汽水域にすむ生き物について学びました。

 コアマモ場の重要性について学んだ後は、いよいよ移植です。
 子どもたちは、コアマモが生育するとされる砂混じりの泥で覆われた川底に足を踏み入れることを一瞬ためらっている様子でしたが、いったん入るとすぐに慣れ、跳ね上がる泥を物ともせずに元気にスコップをふるって穴を掘りました。その穴にコアマモを入れて周囲の泥を被せ、潮が満ちてきた際に流されてしまわないように、最後に竹箸をシュロ縄でつないだもので上から押さえつけて固定しました。

 移植後には、汽水域に生息する生き物を探索。
 子どもたちは、ワンドの水際をじっと見つめ、生き物の小さな動きも見逃さず、素手で巧みに捕まえては大はしゃぎ。“ウェービング”という面白い動作をするチゴガニのほか、普段はなかなか見られない珍しい魚も見つかり、専門家である山下幹事も舌を巻いていました。

 最後に、大野先生が「10年くらい経った時に、この場所が『魚のゆりかご』となっていることが我々の夢。その夢の実現に向けて、今日、初めての移植を行いました。すなわち、今日は四万十川の自然再生における歴史的な日になると思います」と締めくくりました。
 この歴史的な日に立ち会えた私たち再生協。これからも四万十川の自然を見つめ続け、未来につないでいこうと思います。


《写真》 ※写真はクリックすると大きくなります。
上:コアマモ場の重要性に関する学習
中:山下幹事も水生生物の先生として活躍!
下:移植作業
国土交通省中村河川国道事務所のホームページにも当日の様子が掲載されています。
http://www.skr.mlit.go.jp/nakamura/journal/2017/20170626.html
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(お問合せ)
国土交通省四国地方整備局中村河川国道事務所 計画課
高知県四万十市右山2033-14
tel:0880-34-7306 fax:0880-34-1395 e-mail:skr-nakama40@mlit.go.jp
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